フェアフィールド・バイ・マリオット⼤阪難波
敷地面積 | 1,669.48㎡ |
---|---|
構造 | 鉄⾻造 |
所在地 | ⼤阪市浪速区元町 |
階数 | 14 |
戸数 | 300 |
竣工年 | 2020年6月竣工 |
フェアフィールド・バイ・マリオット大阪難波は、世界最大のホテルチェーンである「マリオット・インターナショナル」の「フェアフィールド・バイ・マリオット」シリーズの日本第2号ホテルとして、開業前から注目を集めていました。
鉄筋コンクリート造地上14階建て、全300室(ツインルーム:156室、キングルーム:143室、バリアフリー:1室)で、付帯施設としてレストラン(一部会議室用途として利用可)、ジム、駐車場を設置したいしました。
外観はウォームグレーを基調にした配色で、障子格子を模したデザインとしました。昼間はスタイリッシュで引き締まった表情でありながら、夕刻の点灯時には温かみを持つ、さり気ない和モダンな印象に仕上げました。
インテリアのコンセプトは「Unleash the mind (心を解き放つ)」。温かみのある白、彩度を抑えた木材、ブランドカラーのブルーを中心に構成された室内がゲストをやさしく包み込み、心地よい時間が流れます。水の都である大阪の川の流れをイメージし、江戸時代に難波で栽培されていたとされる難波水藍のカラーの青をふんだんに内装に取り入れやすらぎある空間を演出しました。
1Fのロビーやレストランでは、朝・昼・夜と時間と共に移り変わるこだわりの照明演出を実施し、表情豊かななかにも上質なホテル空間を演出しています。
白を基調とした清潔感あふれる客室は全300室。ユニバーサルルーム(27平米)1室を除く299室が21平米です。インバウンド客を意識して、バスタブは備えず、シャワーブースのみを設置しました。洗面台とベッドの間の間仕切りを可動式とすることで、部屋全体を広く使えるよう工夫しました。
南大阪への玄関口である難波駅に徒歩約5分。周辺には、伝統文化と大阪グルメを代表する店舗の集まる道頓堀・法善寺エリア、若者の情報発信地でもある心斎橋・アメリカ村エリア、電気街の日本橋エリア、おしゃれをリードする堀江・湊町エリアが点在し、ビジネスでも観光でも、大阪のあらゆる楽しみを味わうことのできる好立地です。
また、ターミナル駅で鉄道各線の通る難波駅からは、関西のビジネス中心地である梅田駅まで最短8分、新大阪まで最短14分とビジネスでの利用客はもとより、JR難波駅にはJR関西本線が乗り入れ、難波から三重県の亀山駅までを結んでおり、近畿地方4県へのアクセスが可能なため、和歌山県、奈良県、三重県へのレジャーや旅行などの観光拠点としても至極便利な好立地です。海外をふくめた空の玄関・関西国際空港までも36分と海外からのお客様をお迎えするにも最適なホテルです。